雷魚リールの定番アンバサダーのメンテナンス

雷魚リールメンテナンス

雷魚リールをオイルやグリースでメンテナンス

雷魚リールとしてとても人気の高いアブガルシアのアンバサダーですが、雷魚釣りでアンバサダーが選ばれる理由の一つに構造が簡単な為メンテナンスがしやすいという部分があります。

ドロや汚れの付きやすい雷魚釣りのフィールドではリールに汚れなどがかなり付きやすいので、簡単に分解してメンテナンスが出来る事がとても使い勝手がよいと言うことです。

今回は私が主に雷魚用に使用している「アンバサダー6500CSROCKETⅡ」をメンテナンスします。モデルによってベアリングの有無など若干の異なりがあるかと思いますが、だいたいのアンバサダーは似たような構造をしていると思います。

リールの型番による違いなどは以前の記事を参照下さい

リールメンテナンスの作業内容

以前新品で買って3年程使用したリールが、キャストの際にジジジジと異音出しだした事があり、その際はリールを完全に分解してパーツについたオイルやグリスをすべて落とし再度組み直す事で異音が治ったことがありました。その用な事を防ぐ為には今回のようなリールのメンテナンスをこまめに行う事が大事だと思います。

  • 簡易的な汚れ落とし
  • オイルとグリスの塗布

分解に必要な道具

  • プラス・マイナスドライバー
  • オイル
  • グリス

アブガルシアの純正のリールメンテナンスキットです。かっこいいですがお値段がちょっと…。アブはなぜか純正のオイルがあまり出回ってないので、このセットならオイルまで純正で揃えられます。


オイルとグリスの塗布のコツ

オイルとグリスの使い分けな結構コツがいります。稼働する部分にはオイル、ギアなどにはグリスが基本となります。ズムーズに回転させたい部分にはオイル、ギアとギアなどがぶつかる部分にはグリスということです。ただ、以前これを意識しながら塗布していったつもりが、グリスの部分が多すぎたようで、全く回転せずにキャストすら出来ない状態になったことがあります。迷ったら基本はほぼオイルでよい気がしています。

オイル:回転などの稼働部分
グリス:ギアなどのぶつかりあう部分

簡単な分解で作業を開始

リール向かって左のカップをはずず

アンバサダーメンテナンス2

アンバサダーメンテナンス3

左のカップはネジで外すことが出来ます。ここにはギアやシャフトなどがあります。シャフトは回転する部分なのでオイル。またこのギアの部分はキャストにも関係する部分なので、ギアですが念の為オイルのほうがよいかと思います。

ただ、金属ギアとプラスチックギアが当たる部分は痛みやすいので念の為グリスをおすすめします。ボールベアリングがついている場合はボールベアリングにオイルを塗布しましょう。

スプールをはずす

アンバサダーのスプール

茶色い部分が遠心力ブレーキ

スプールを外してシャフト部分にオイルを塗布します。この場合に棒に小さなプラスチックの筒のような物(画像でいうと茶色)が固定されずについている部分はあります。これは遠心力ブレーキといい、その名の通り遠心力がかかった際に外側にでてブレーキがかかるようになっていて、キャスティングの際のバックラッシュなどのトラブルを防ぎます。このパーツは大変小さく、無くなり安いため無くさないように気をつけましょう。また裏技ですが、なくした場合は簡易的にボールペンの中の部分を切って使う事も出来ます。

ハンドルは中央のネジを開けて塗布

アンバサダーメンテナンス5

六角の部分は下プレートを利用すれば回せます。

アンバサダーハンドル

ハンドル中央のネジの部分にオイルを塗布

ハンドルもネジをいくつかはずしていくと細かく分解出来ますが今回は最初のカバーのようなネジまでを外してそこからオイルの塗布を行います。また、今回自分がメンテナンスを行おうと思ったきっかけになった異音はハンドルノブの回転部分にオイルを塗布することで治りました。かなり初歩的な部分でした。

ハンドル側カップを外す

アンバサダーメンテナンス6

スプールを外した状態

アンバサダーメンテナンス7

中央の穴から中のギアが見るのでそこから塗布する

リールの右側に関しては細かく分解していくと少し複雑になってきます。オイルやグリスの塗布だけであれば外のマイナスネジを外して一段回目のカップを外した状態からの塗布のみで結構です。大きく穴の空いた部分から塗布します。

フレーム部分を水洗い

アンバサダーメンテナンス

フレームの中はラインについたドロなどがはねてかなり汚れが目立ちます。この部分は一気に水洗いをしました。使い古した歯ブラシなどで磨くとよりきれいになります。

レベルワインダーには好みでオイルかグリスをつける

アンバサダーレベルワインダ

(画像順番が前後してます)レベルワインダーは新品に購入した際はグリスがたくさんつけられています。レベルワインダーだけではなく新品で購入した際はグリスが多用されています。これはパーツの痛みを考えると粘土が高くクッションになるため傷みにくいグリスを塗っているということです。しかしレベルワインダーに関しては飛距離に影響しますので、オイルをつける事も考えられます。2つの使い分けは以下のようなニュアンスとなります。好みで塗布しましょう。

オイル:なめらかに可動させる。その代わりマメにに塗布しないと痛みやすい
グリス:回転は悪くなるがパーツ自体を守ることが出来る。

組み立てる

組み立ての際はシャフトがしっかりと入っているか遠心力ブレーキは外れていないかなどを確認しながら組み立てましょう。またボディのネジは一箇所ずつ完全に締めるのではなく順番に少しずつしめていく増し締めという方法を行うと良いでしょう。車のタイヤ交換の際に行う技法と同じです。組み立てが不安な場合は要所要所で写真に残して置くと良いでしょう

アンバサダーメンテナンス

最後に

実際に軽く分解をしてみて、グリースの状態などが把握出来たと思います。購入から長く使うことでグリースが固まっていたり、汚れがひどい場合はすべて分解しオーバーホールを行ったほうが良いかも知れません。日々のメンテナンスをしっかりして最悪の自体を避けましょう。

今回のメンテナンスは「でんでんまる」さんの動画を参考に自分なりの解釈でまとめさせていただきました。詳しく知りたい方は是非動画のほうを御覧ください。